平成 28 年３月期 決算短信〔 IFRS 〕 （連結）
平成28年６月29日
上 場 会 社 名 株式会社アドバンテスト 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 6857 URL https:// www.advantest.com/investors
代 表 者 (役職名) 代表取締役兼執行役員社長 (氏名) 黒江 真一郎
問合せ先責任者 (役職名) 取締役兼常務執行役員 管理本部長 (氏名) 中村 弘志 (TEL)03-3214-7500
（百万円未満四捨五入） １．平成28年３月期の連結業績（平成27年４月１日～平成28年３月31日）
（１）連結経営成績 （％表示は、対前期増減率）
売 上 高 営業利益 税引前利益 当期利益 親会社の所有者に
帰属する当期利益
当期包括利益 合 計 額
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
28年３月期 162,111 △1.0 12,597 △25.3 11,767 △43.3 6,694 △60.0 6,694 △60.0 △4,732 － 27年３月期 163,803 － 16,858 － 20,767 － 16,753 － 16,753 － 23,541 －
基 本 的 １ 株 当 た り 当期利益
希薄化後 １株当たり当期利益
親会社所有者帰属持分 当期利益率
資産合計 税引前利益率
売 上 高 営業利益率
円 銭 円 銭 ％ ％ ％
28年３月期 38.35 35.38 6.9 5.3 7.8
27年３月期 96.15 87.67 18.5 9.8 10.3
（２）連結財政状態
資産合計 資本合計 親 会 社 の 所 有 者 に 帰属する持分
親会社所有者 帰属持分比率
１ 株 当 た り 親 会 社 所有者帰属持分
百万円 百万円 百万円 ％ 円 銭
28年３月期 210,451 93,619 93,619 44.5 536.28
27年３月期 233,237 101,810 101,810 43.7 583.28
（３）連結キャッシュ･フローの状況 営業活動による キャッシュ･フロー
投資活動による キャッシュ･フロー
財務活動による キャッシュ･フロー
現金および現金同等物 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
28年３月期 7,728 △2,395 △13,531 85,430
27年３月期 24,481 △1,310 △1,298 97,574
２．配当の状況
年間配当金 配 当 金 総 額
（合計）
配当性向
（連結）
親 会 社 所 有 者 帰 属 持 分 配 当 率 （ 連 結 ） 第 １ 四 半 期 末 第 ２ 四 半 期 末 第 ３ 四 半 期 末 期 末 合 計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 ％ ％
27年３月期 － 5.00 － 10.00 15.00 2,616 15.6 2.9
28年３月期 － 10.00 － 10.00 20.00 3,491 52.2 3.6
29年３月期(予想) － － － － － －
３．平成29年３月期の連結業績予想（平成28年４月１日～平成29年３月31日）
（％表示は、対前期増減率） 売 上 高 営業利益 税引前利益 当期利益 親 会 社 の 所 有 者 に
帰 属 す る 当 期 利 益
基 本 的 １ 株 当 た り 当 期 利 益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通 期 156,000 △3.8 10,000 △20.6 10,000 △15.0 7,500 12.0 7,500 12.0 42.96
※ 監査手続の実施状況に関する表示
この決算短信は、金融商品取引法に基づく監査手続の対象外です。なお、この決算短信の開示時点において、金融商品取引法に基づく財務諸表の監査手続は終了し ております。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
当社は、平成28年３月期の有価証券報告書から国際会計基準（IFRS）を適用しており、本資料はIFRSに基づく平成28年３月期の主要な連結財務情報を任意に開 示するものです。なお、当社は、米国会計基準に基づく平成28年３月期の決算短信を平成28年４月27日に公表しております。
本短信には、当社が平成28年４月27日時点で入手していた情報を踏まえた将来の事象についての期待、見積りおよび予測に基づく記述が含まれております。これ らの将来の事象に係る記述は、当社における実際の財務状況や活動状況が、当該将来の事象に係る記述によって明示されているものまたは暗示されているものと重要 な差異を生じるかもしれないという既知および未知のリスク、不確実性その他の要因が内包されており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。
6857 2016 (IFRS)
添付資料の目次
１．連結財務諸表 ... P.2
（１） 連結財政状態計算書 ... P.2
（２） 連結損益計算書および連結包括利益計算書 ... P.4
（３） 連結持分変動計算書 ... P.6
（４） 連結キャッシュ・フロー計算書... P.7
（５） 連結財務諸表注記 ... P.8 注１．セグメント情報 ... P.8
注２．１株当たり情報 ... P.9 注３．重要な後発事象 ... P.9
２．IFRSへの移行に関する開示 ... P.10
（株）アドバンテスト（6857） 2016年３月期決算短信(IFRS)
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１．連結財務諸表
(１) 連結財政状態計算書 （単位：百万円）
移行日 前連結会計年度 当連結会計年度 (2014年４月１日) (2015年３月31日) (2016年３月31日) 資産
流動資産
現金および現金同等物 68,997 97,574 85,430
営業債権およびその他の債権 21,775 26,478 28,005
棚卸資産 30,457 38,159 33,912
その他の流動資産 2,427 2,430 3,049
流動資産合計 123,656 164,641 150,396
非流動資産
有形固定資産 35,677 34,216 31,451
のれんおよび無形資産 15,400 18,175 16,726
その他の金融資産 6,518 4,677 3,542
繰延税金資産 10,763 11,180 8,038
その他の非流動資産 292 348 298
非流動資産合計 68,650 68,596 60,055
資産合計 192,306 233,237 210,451
（単位：百万円）
移行日 前連結会計年度 当連結会計年度
(2014年４月１日) (2015年３月31日) (2016年３月31日) 負債および資本
負債 流動負債
営業債務およびその他の債務 19,559 29,671 22,101
社債 － 10,000 －
未払法人所得税 1,097 2,119 1,548
引当金 1,589 1,525 1,709
その他の金融負債 328 271 487
その他の流動負債 3,785 5,752 3,589
流動負債合計 26,358 49,338 29,434
非流動負債
社債 54,366 44,492 44,618
その他の金融負債 152 159 65
退職給付に係る負債 28,855 35,395 41,076
繰延税金負債 779 389 358
その他の非流動負債 2,204 1,654 1,281
非流動負債合計 86,356 82,089 87,398
負債合計 112,714 131,427 116,832
資本
資本金 32,363 32,363 32,363
資本剰余金 44,623 44,487 44,478
自己株式 △ 96,083 △ 94,686 △ 94,585
利益剰余金 97,398 106,916 105,190
その他の資本の構成要素 1,291 12,730 6,173
親会社の所有者に帰属する持分合計 79,592 101,810 93,619
資本合計 79,592 101,810 93,619
負債および資本合計 192,306 233,237 210,451
（株）アドバンテスト（6857） 2016年３月期決算短信(IFRS)
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(２) 連結損益計算書および連結包括利益計算書
(連結損益計算書) （単位：百万円）
前連結会計年度 当連結会計年度
（自 2014年４月１日 （自 2015年４月１日 至 2015年３月31日） 至 2016年３月31日）
売上高 163,803 162,111
売上原価 △ 72,048 △ 70,636
売上総利益 91,755 91,475
販売費および一般管理費 △ 75,086 △ 79,109
その他の収益 566 630
その他の費用 △ 377 △ 399
営業利益 16,858 12,597
金融収益 4,158 475
金融費用 △ 249 △ 1,305
税引前利益 20,767 11,767
法人所得税費用 △ 4,014 △ 5,073
当期利益 16,753 6,694
当期利益の帰属
親会社の所有者 16,753 6,694
（単位：円）
前連結会計年度 当連結会計年度
（自 2014年４月１日 （自 2015年４月１日 至 2015年３月31日） 至 2016年３月31日） １株当たり当期利益
基本的 96.15 38.35
希薄化後 87.67 35.38
(連結包括利益計算書) （単位：百万円） 前連結会計年度 当連結会計年度
（自 2014年４月１日 （自 2015年４月１日 至 2015年３月31日） 至 2016年３月31日）
当期利益 16,753 6,694
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
確定給付制度の再測定 △ 4,651 △ 4,869
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 11,674 △ 6,002
売却可能金融資産の公正価値の純変動 △ 235 △ 555
税引後その他の包括利益 6,788 △ 11,426
当期包括利益 23,541 △ 4,732
当期包括利益の帰属
親会社の所有者 23,541 △ 4,732
（株）アドバンテスト（6857） 2016年３月期決算短信(IFRS) (３) 連結持分変動計算書
（単位：百万円） 親会社の所有者に帰属する持分
資本合計 資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金
その他の 資本の 構成要素
合計
2014年４月１日 残高 32,363 44,623 △96,083 97,398 1,291 79,592 79,592 当期利益 16,753 16,753 16,753 その他の包括利益 6,788 6,788 6,788 当期包括利益 － － － 16,753 6,788 23,541 23,541
自己株式の取得 △33 △33 △33
自己株式の処分 △136 1,430 △842 452 452 配当金 △1,742 △1,742 △1,742 その他の資本の構成要素
から利益剰余金への振替 △4,651 4,651 － － 所有者との取引額等合計 － △136 1,397 △7,235 4,651 △1,323 △1,323 2015年３月31日 残高 32,363 44,487 △94,686 106,916 12,730 101,810 101,810 当期利益 6,694 6,694 6,694 その他の包括利益 △11,426 △11,426 △11,426 当期包括利益 － － － 6,694 △11,426 △4,732 △4,732
自己株式の取得 △1 △1 △1
自己株式の処分 △9 102 △60 33 33 配当金 △3,491 △3,491 △3,491 その他の資本の構成要素
から利益剰余金への振替 △4,869 4,869 － － 所有者との取引額等合計 － △9 101 △8,420 4,869 △3,459 △3,459 2016年３月31日 残高 32,363 44,478 △94,585 105,190 6,173 93,619 93,619
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(４) 連結キャッシュ・フロー計算書 （単位：百万円）
前連結会計年度 当連結会計年度
（自 2014年４月１日 （自 2015年４月１日 至 2015年３月31日） 至 2016年３月31日） 営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前利益 20,767 11,767
減価償却費および償却費 4,730 4,965
売却可能金融資産売却益 △ 750 △ 174
減損損失 211 -
営業債権およびその他の債権の増減額（△は増加） △ 1,274 △ 2,726
棚卸資産の増減額（△は増加） △ 5,786 3,621
営業債務およびその他の債務の増減額（△は減少） 9,052 △ 6,784
製品保証引当金の増減額（△は減少） △ 135 189
退職給付に係る負債の増減額（△は減少） 714 864
その他 △ 1,629 △ 152
小計 25,900 11,570
利息および配当金の受取額 204 303
利息の支払額 △ 137 △ 117
法人所得税の支払額 △ 1,486 △ 4,028
営業活動によるキャッシュ・フロー 計 24,481 7,728
投資活動によるキャッシュ・フロー
売却可能金融資産の売却による収入 2,132 503
有形固定資産の売却による収入 99 509
有形固定資産の取得による支出 △ 3,230 △ 3,116
無形資産の取得による支出 △ 477 △ 449
その他 166 158
投資活動によるキャッシュ・フロー 計 △ 1,310 △ 2,395
財務活動によるキャッシュ・フロー
社債の償還による支出 - △ 10,000
配当金の支払額 △ 1,742 △ 3,488
その他 444 △ 43
財務活動によるキャッシュ・フロー 計 △ 1,298 △ 13,531
現金および現金同等物に係る換算差額 6,704 △ 3,946
現金および現金同等物の純増減額（△は減少） 28,577 △ 12,144
現金および現金同等物の期首残高 68,997 97,574
現金および現金同等物の期末残高 97,574 85,430
（株）アドバンテスト（6857） 2016年３月期決算短信(IFRS)
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（５）連結財務諸表注記 注１．セグメント情報 注１．事業別セグメント情報
前連結会計年度（自 2014年４月１日 至 2015年３月31日） （単位：百万円）
売上高
外部顧客への売上高 108,596 28,461 26,746 － 163,803
セグメント間の売上高 90 － － △ 90 －
合計 108,686 28,461 26,746 △ 90 163,803 セグメント利益 15,955 4,288 3,452 △ 6,837 16,858
金融収益 － － － － 4,158
金融費用 － － － － △ 249
税引前利益 － － － － 20,767
（その他の損益項目）
減価償却費および償却費 1,560 717 2,244 209 4,730
減損損失 － － － 211 211
セグメント資産 64,758 24,866 41,660 101,953 233,237
（その他の資産項目）
資本的支出 2,051 716 1,428 51 4,246
当連結会計年度（自 2015年４月１日 至 2016年３月31日） （単位：百万円）
売上高
外部顧客への売上高 100,706 31,482 29,923 － 162,111
セグメント間の売上高 56 － － △ 56 －
合計 100,762 31,482 29,923 △ 56 162,111 セグメント利益 10,514 2,599 4,944 △ 5,460 12,597
金融収益 － － － － 475
金融費用 － － － － △ 1,305
税引前利益 － － － － 11,767
（その他の損益項目）
減価償却費および償却費 2,027 710 1,960 268 4,965
セグメント資産 60,295 23,338 40,598 86,220 210,451
（その他の資産項目）
資本的支出 1,970 898 1,089 19 3,976
（注）１. 当社グループは、ストック・オプション費用調整前営業利益（△損失）をマネジメントによる事業別セグメントの 評価等に使用しております。
２. 報告セグメントの利益は、ストック・オプション費用調整前営業利益（△損失）をベースとしております。 ３. セグメント間の売上高は市場実勢価格に基づいております。
４. 全社に含まれるセグメント利益への調整は、主として全社一般管理費および事業セグメントに割り当てられていな い基礎的研究活動に関連する研究開発費であります。
５. 全社に含まれるセグメント資産は、現金および現金同等物、管理部門に係る資産および基礎的研究活動に使用され る資産からなり、それらは報告可能なセグメントに割り当てられておりません。
６. 全社に含まれる資本的支出は、全社使用目的ソフトウエアと固定資産の購入からなっております。 半導体・部品
テストシステム 事業
連結
半導体・部品 テストシステム
事業
メカトロニクス 関連事業
サービス他
消去または 全社 サービス他
消去または 全社
連結 メカトロニクス
関連事業
２．地域別売上高
日本 13,112 12,979
米州 27,783 29,551
欧州 9,077 6,181
アジア 113,831 113,400
合計 163,803 162,111
（注）１．外部顧客に対する売上高は顧客の所在地に基づいております。 ２．各区分に属する主な国または地域
（１）米州………米国、コスタリカ等 （２）欧州………ドイツ、イスラエル等
（３）アジア………台湾、韓国、中国、シンガポール等
注２．１株当たり情報
基本的および希薄化後１株当たり当期利益の計算は次のとおりであります。
親会社の所有者に帰属する当期利益 百万円 百万円
転換社債型新株予約権付社債の希薄化の影響 126 百万円 126 百万円
希薄化後１株当たり当期利益の計算に使用 する当期利益
基本的平均発行済株式数 株 株
ストック・オプションの希薄化の影響 株 株
転換社債型新株予約権付社債の希薄化の影響 株 株
希薄化後平均発行済株式数 株 株
基本的１株当たり当期利益 円 円
希薄化後１株当たり当期利益 円 円
注３．重要な後発事象 該当事項はありません。
16,879 6,820 百万円
87.67
38.35 35.38 174,244,799
163,433
174,569,193 61,173
192,535,120 192,757,254 18,126,888 18,126,888
当連結会計年度
16,753 6,694
96.15 単位：百万円
前連結会計年度 当連結会計年度
前連結会計年度
百万円
（株）アドバンテスト（6857） 2016年３月期決算短信(IFRS)
２．IFRSへの移行に関する開示
当連結財務諸表は、当社が作成する最初のIFRS連結財務諸表です。 (1）IFRS第１号の免除規定
IFRS第１号は、IFRSを初めて適用する企業に対し、原則としてIFRSを遡及的に適用することを 求めておりますが、一部については例外的に任意に遡及適用を選択できるものと遡及適用が禁止 されるものを定めております。
当社グループは、IFRS第１号で定められた遡及適用の免除規定のうち、以下の免除規定を適用 しております。
(a）企業結合
IFRS第１号では、移行日前に行われた企業結合に対してIFRS第３号「企業結合」を遡及適用 しないことを選択することができます。当社グループは、当該免除規定を適用しております。 したがって、移行日前の企業結合から生じたのれんの額については、米国会計基準の帳簿価額 により認識しております。なお、当該のれんについては、減損の兆候の有無にかかわらず、移 行日時点において減損テストを実施しております。
(b）在外営業活動体の換算差額累計額
IFRS第１号では、移行日現在の在外営業活動体の換算差額累計額について、IAS第21号「外 国為替レート変動の影響」を遡及適用しないことを選択することができます。当社グループは、 移行日における在外営業活動体の換算差額累計額をゼロとみなしております。
(c）みなし原価の使用
IFRS第１号では、有形固定資産について移行日現在の公正価値を移行日現在のみなし原価と して使用することが認められています。当社グループは、一部の有形固定資産について、移行 日現在の公正価値を移行日現在のみなし原価として使用しております。
(2）IFRS第１号の遡及適用に対する強制的な例外規定
IFRS第１号では、「見積り」、「金融資産および金融負債の認識の中止」および「金融資産の 分類および測定」などについて、IFRSの遡及適用を禁止しております。当社グループは、これら の項目について移行日より将来に向かって適用しております。
(3）調整表
移行日の連結財政状態計算書の作成にあたり、当社は米国会計基準に準拠し作成された連結財 務諸表の金額を調整しております。
米国会計基準からIFRSへの移行が当社の連結財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの 状況に与える影響は以下のとおりです。
－ 10 －
IFRS移行日（2014年４月１日）現在の資本に対する調整表
（単位：百万円） 米国会計
基準
表示科目の 差異調整
認識・測定
の差異調整 IFRS
注記 番号
資産の部 資産
現金および現金同等物 68,997 68,997 現金および現金同等物
売上債権（貸倒引当金控
除後） 20,404 970 401 21,775
営業債権およびその他の 債権
棚卸資産 30,200 257 30,457 棚卸資産
その他の流動資産 5,218 △2,797 6 2,427 その他の流動資産
流動資産合計 124,819 △1,827 664 123,656 流動資産合計
投資有価証券 3,741 △3,741 －
有形固定資産（純額） 39,925 △4,248 35,677 B 有形固定資産
無形資産（純額） 3,545 46,846 △34,991 15,400 A のれんおよび無形資産
のれん 46,846 △46,846 －
－ 5,947 571 6,518 F その他の金融資産
－ 10,273 490 10,763 E,F 繰延税金資産
その他の資産 10,980 △10,652 △36 292 その他の非流動資産
非流動資産合計 105,037 1,827 △38,214 68,650 非流動資産合計
資産合計 229,856 － △37,550 192,306 資産合計
負債および資本
負債の部 負債
買掛金 12,353 7,206 19,559 営業債務およびその他の
債務
未払費用 6,775 △6,775 －
未払法人税等 1,089 8 1,097 未払法人所得税
製品保証引当金 1,589 1,589 引当金
－ 328 328 F その他の金融負債
前受金 2,488 △2,488 －
その他の流動負債 2,313 1,472 3,785 その他の流動負債
流動負債合計 26,607 △257 8 26,358 流動負債合計
社債 25,000 30,149 △783 54,366 社債
転換社債 30,149 △30,149 －
－ 152 152 その他の金融負債
未払退職および年金費用 28,641 214 28,855 C 退職給付に係る負債
－ 894 △115 779 F 繰延税金負債
その他の固定負債 3,207 △1,003 2,204 その他の非流動負債
非流動負債合計 86,997 257 △898 86,356 非流動負債合計
負債合計 113,604 － △890 112,714 負債合計
資本の部 資本
資本金 32,363 32,363 資本金
資本剰余金 43,906 717 44,623 資本剰余金
自己株式 △96,083 △96,083 自己株式
利益剰余金 130,740 △33,342 97,398 利益剰余金
その他の包括利益累計額 5,326 △4,035 1,291 C,D その他の資本の構成要素
－ － △36,660 79,592 親会社の所有者に帰属す
る持分合計
資本合計 116,252 － △36,660 79,592 資本合計
（株）アドバンテスト（6857） 2016年３月期決算短信(IFRS) 前連結会計年度（2015年３月31日）現在の資本に対する調整表
（単位：百万円） 米国会計
基準
表示科目の 差異調整
認識・測定
の差異調整 IFRS
注記 番号
資産の部 資産
現金および現金同等物 97,574 97,574 現金および現金同等物
売上債権（貸倒引当金控
除後） 24,960 643 875 26,478
営業債権およびその他の 債権
棚卸資産 37,210 949 38,159 棚卸資産
その他の流動資産 5,057 △2,633 6 2,430 その他の流動資産
流動資産合計 164,801 △1,990 1,830 164,641 流動資産合計
投資有価証券 2,249 △2,249 －
有形固定資産（純額） 38,480 △4,264 34,216 B 有形固定資産
無形資産（純額） 4,085 54,590 △40,500 18,175 A のれんおよび無形資産
のれん 54,590 △54,590 －
－ 4,059 618 4,677 F その他の金融資産
－ 8,641 2,539 11,180 E,F 繰延税金資産
その他の資産 8,836 △8,461 △27 348 その他の非流動資産
非流動資産合計 108,240 1,990 △41,634 68,596 非流動資産合計
資産合計 273,041 － △39,804 233,237 資産合計
負債および資本
負債の部 負債
買掛金 18,101 11,570 29,671 営業債務およびその他の
債務
－ 10,000 10,000 社債
未払費用 10,482 △10,482 －
未払法人税等 2,106 13 2,119 未払法人所得税
製品保証引当金 1,525 1,525 引当金
－ 271 271 F その他の金融負債
１年内償還予定の社債 10,000 △10,000 －
前受金 4,900 △4,900 －
その他の流動負債 2,572 3,180 5,752 その他の流動負債
流動負債合計 49,686 △361 13 49,338 流動負債合計
社債 15,000 30,119 △627 44,492 社債
転換社債 30,119 △30,119 －
－ 159 159 その他の金融負債
未払退職および年金費用 35,034 361 35,395 C 退職給付に係る負債
－ 451 △62 389 F 繰延税金負債
その他の固定負債 2,264 △610 1,654 その他の非流動負債
非流動負債合計 82,417 361 △689 82,089 非流動負債合計
負債合計 132,103 － △676 131,427 負債合計
資本の部 資本
資本金 32,363 32,363 資本金
資本剰余金 43,770 717 44,487 資本剰余金
自己株式 △94,686 △94,686 自己株式
利益剰余金 141,104 △34,188 106,916 利益剰余金
その他の包括利益累計額 18,387 △5,657 12,730 C,D その他の資本の構成要素
－ － △39,128 101,810 親会社の所有者に帰属す
る持分合計
資本合計 140,938 － △39,128 101,810 資本合計
負債および資本合計 273,041 － △39,804 233,237 負債および資本合計
－ 12 －
前連結会計年度（自 2014年４月１日 至 2015年３月31日）の包括利益に対する調整表
（単位：百万円） 米国会計
基準
表示科目の 差異調整
認識・測定
の差異調整 IFRS
注記 番号
売上高 163,329 474 163,803 売上高
売上原価 △72,903 855 △72,048 売上原価
売上総利益 90,426 － 1,329 91,755 売上総利益
研究開発費 △29,876 29,876 －
販売費および一般管理費 △45,931 △29,876 721 △75,086 販売費および一般管理費
－ 566 566 その他の収益
－ △377 △377 その他の費用
営業利益（△損失） 14,619 189 2,050 16,858 営業利益
－ 4,188 △30 4,158 G 金融収益
－ △137 △112 △249 G 金融費用
受取利息および受取配当金 203 △203 －
支払利息 △137 137 －
投資有価証券売却益 750 △750 －
その他 3,424 △3,424 －
その他収益（△その他費用）
合計 4,240 －
税引前当期純利益（△損
失） 18,859 － 1,908 20,767 税引前利益
法人税等 △5,911 1,897 △4,014 E 法人所得税費用
当期純利益（△損失） 12,948 － 3,805 16,753 当期利益
当期利益の帰属
－ 16,753 親会社の所有者
当期純利益（△損失） 12,948 － 3,805 16,753 当期利益
その他の包括利益（△損失）
（税効果調整後）
その他の包括利益 純損益に振り替えられる ことのない項目
年金債務調整 △4,147 △504 △4,651 確定給付制度の再測定
純損益に振り替えられる 可能性のある項目
為替換算調整額 17,474 △5,800 11,674 在外営業活動体の換算
差額
純未実現有価証券評価損益 △266 31 △235 売却可能金融資産の公
正価値の純変動
その他の包括利益合計 13,061 － △6,273 6,788 税引後その他の包括利益
当期包括利益（△損失） 26,009 － △2,468 23,541 当期包括利益
当期包括利益の帰属
23,541 親会社の所有者
（株）アドバンテスト（6857） 2016年３月期決算短信(IFRS) (4）資本および包括損益に対する調整に関する注記
上記(3）の調整表における米国会計基準とIFRSとの差異調整の主な内容は次のとおりでありま す。
A．のれんの減損
米国会計基準では、レポーティング・ユニットの公正価値とのれんを含むその帳簿価額を比 較し、レポーティング・ユニットの公正価値が帳簿価額を下回った場合には、のれんの公正価 値を算出し、算出したのれんの公正価値がのれんの帳簿価額を下回った場合に、当該差額をの れんの減損損失として認識しております。
IFRSでは、のれんを含むCGUまたはCGUグループの帳簿価額が回収可能価額を超過した場合、 その超過額を減損損失として認識しております。
移行日においてのれんの減損テストを実施した結果、日本の半導体・部品テストシステム事 業およびサービス他のCGUグループに配分されたのれんについて、当初の事業計画で想定して いた将来キャッシュ・フローが見込めなくなったことから、移行日にそれぞれ19,153百万円、 14,000百万円の減損損失を認識しており、合計33,153百万円を「利益剰余金」から減額してお ります。
なお、当該CGUグループの回収可能価額は使用価値により算定しております。使用価値の算 定に使用した税引前の割引率は12.0％であります。
B．みなし原価
移行日において、みなし原価を使用した有形固定資産の従前の帳簿価額は14,979百万円、公 正価値は10,731百万円です。
上記の結果、移行日における「有形固定資産」が4,248百万円減少し、繰延税金の調整額163 百万円を控除した当該調整による差異の純額は「利益剰余金」に含まれております。
C．従業員給付
米国会計基準では、確定給付年金制度から生じる数理計算上の差異および過去勤務費用の発 生額のうち、当期の退職給付費用として認識されなかった部分を、税効果調整後の金額で「そ の他の包括利益（△損失）累計額」として認識しております。「その他の包括利益（△損失） 累計額」で認識された金額は、その後、将来の一定期間にわたり退職給付費用の構成要素とし て純損益で認識しております。
IFRSでは、数理計算上の差異は税効果調整後の金額を「その他の包括利益」として認識し、 過去勤務費用は発生時に純損益で認識しております。また、数理計算上の差異について「その 他の資本の構成要素」から直接「利益剰余金」に振り替えております。
上記の結果、移行日における数理計算上の差異および過去勤務費用は、12,070百万円であり、 その全額を「利益剰余金」の減少に振り替えております。また、前連結会計年度に係る連結損 益計算書において「売上原価」86百万円と「販売費および一般管理費」528百万円が減少して おります。
D．在外営業活動体の換算差額
IFRSでは、移行日現在の在外営業活動体の換算差額累計額をゼロとみなすことを選択するこ とができます。
上記の結果、移行日現在の在外営業活動体の換算差額16,489百万円を全額「利益剰余金」に 振り替えております。
E．法人所得税
米国会計基準では、グループ内取引の連結消去において生じる一時差異について、譲渡会社 に適用される税率で税金費用を繰り延べておりましたが、IFRSでは、将来減算一時差異につい ては回収可能性を検討の上、譲受会社に適用される税率で繰延税金を認識しております。
上記の結果、移行日および前連結会計年度末において「繰延税金資産」および「利益剰余 金」がそれぞれ420百万円、2,596百万円増加しております。
－ 14 －
F．連結財政状態計算書の表示組替
IFRSの規定に準拠するため、連結財政状態計算書の表示組替を行っておりますが、連結損益 計算書、連結包括利益計算書および利益剰余金への影響はありません。連結財政状態計算書の 表示組替の主な内容は以下のとおりです。
① 米国会計基準では、繰延税金資産・繰延税金負債を流動資産・非流動資産および流動負 債・非流動負債に区分表示しておりましたが、IFRSでは、流動資産・流動負債に表示する ことは認められていないため、すべて非流動資産・非流動負債へ組み替えております。
② IFRSの表示規定に基づき、金融資産および金融負債を別掲しております。 G．連結損益計算書の表示組替
IFRSの規定に準拠するため、連結損益計算書の表示組替を行っておりますが、利益剰余金へ の影響はありません。連結損益計算書の表示組替の主な内容は以下のとおりです。
① IFRSの表示規定に基づき、金融収益および金融費用を別掲しております。
(5）前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書に対する調整表
米国会計基準とIFRSの連結キャッシュ・フロー計算書に重要な差異はありません。
